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石井先生コムソフィア賞受賞



 2004年4月24日(土)、石井恭一先生は先生の母校である上智大学の同窓 会、マスコミ・ソフィア会から「コムソフィア賞」を受賞なさいました。
 先生の長年にわたるラ・サール会での教育活動、中でも仙台にある児童福祉施設 「ラ・サール・ホーム」でのご貢献を高く評価されたものです。
 表彰式には鹿児島OB9名、石井先生の同級生3名、それに地元仙台から宮城ソ フィア会の代表2名がかけつけ、にぎやかに楽しく先生の受賞をお祝いいたしまし た。



コムソフィア賞を受賞


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 マスコミ・ソフィア会の年次総会の席上で濱口浩三会長から賞状を授与されまし た。「光が丘天使園」以来のラ・サール・ホームの社会貢献と石井先生のラ・サール 会を通しての愛情に溢れた児童への教育活動が顕彰されました。



副賞 篆刻「處厚」(しょこう)の受領


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 副賞として篆刻「處厚」の文字が贈呈されました。
 老子に「大丈夫は厚きに處りて、薄きに居らず」という言葉があります。「厚きに處る」とは常に不動の心で貫くまごころの厚さを意味します。石井先生の深いご人徳と厚いまごころを称えて作品としました。
 また「處厚」は健勝の厚さにも通じるそうで、既に中寿“80歳”を超えられた石井先生が88歳の“米寿”を更に超えて上寿の“100歳”に至るまで矍鑠(かくしゃく)の栄光に浴されますようにと作者の横山翠蹊さんのお話がありました。



石井先生の受賞記念講演


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 戦時中長崎で原爆に遭われた経験、戦災孤児の救済 とラ・サール・ホームの誕 生、集団就職から家庭の崩壊に至る今日の社会情勢の変化に合わせた収容児童への対 応等、児童達の幸せのために捧げてこられた先生のご苦労をさらっと報告されまし た。最後に「こういう賞をいただいて、今後ますます頑張れといわれても、80歳の この身ではあと何年続けられるものか。90歳までは生きなくてはならないのでしょ う!」と笑って締めておられました。


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  写真:溝口清司(鹿4期) 文:西村雅男(鹿4期)

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